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2016年9月6日 / ouch!

整数比三角形を埋め込む利点

整数比三角形を用いた創作のHow to をまとめたものってあんまりない気がしたので、私がやってみて感じたことを書いてみる。ショウベタとか鳳凰とか、地味に組み込んであるんだよ。つい最近Twitterで競作する謎の流れになった初音ミクさんを自分も創ってて、やっぱりそれにも組み込んである。
が、使うことをおすすめしているわけではない。個人的には、おいしいところが有ったから使っているだけ。何事も適材適所でおいしい部分だけ使うのが常道だよ。

やたらと「蛇腹やるなら3:4:5を使わないとダメ」的な強迫観念を持つ人が最近増えていると思う。
盗んだバイクで走り出す15の夜みたいな、グリッドというありきたりなレールの上からはみ出ることへの憧れ?
それとも、そういうじゃじゃ馬な3:4:5を操る俺カッコいいみたいな、中2病的なアレ?

1:2, 1:3など、違う長さの2組のカドを紙の一辺の上に配置できる。

45度の線だけだと短いほうが内部に埋め込まれてしまい、カドの上にヒダがかぶさってぼってり長方形なカドになるよね。そのせいで、自身が想定する造形にできない場合もあるわけで。反対側に一つカドが生まれるが、まぁそれは大体何とかなる。

角度系に慣れている人にとっては、「根元が同じな、長いカドと短いカドの組」が辺の上に置けないのはすっごくもやもやするのでそれだけでもかなり違う。

三角形分子を利用しつつも蛇腹と容易に接続できる。

簡単なのだとこんな感じ。3:4:5の三角形の一値分子のカドの長さは1:2:3なのはご覧の通りで、1の部分が45度線になるのでそこから色々崩してつなげられる。
3_4_5系接合メモ

三角形の中に蛇腹が入り込むのを使うとなかなか神谷チックな気がする。

分子の種類が多彩でありながら利用しやすい。

分子の例としては下の図にあるものが考えられる。引き伸ばし半ツルの要領でやると3:2:3とか4:1:4みたいな比が出せる。こんな3つ組の比を45度縛りの蛇腹で出そうとするととてもつらいはず。
もちろん半ツル、ツルといった複合型を適応させたものも使える。ナイフ形とか。分子縛りなら角度系の感覚をほぼそのまま持ち込める。

3_4_5系分子メモ

3:4:5の内側につく線はx軸y軸の長さの比が1:2だったり1:3だったりして(ベクトル表記なら(t,2t)とか(t,3t)とか)、それらを使ってもっと原始的なレベルで頂点毎にごにょごにょしたりすると今井風。欲しい面の形状を直接取り出せてすごいんだけど、あれはよくわからないというか、大変すぎるので個人的にはやる気がしない。

 

2016年8月15日 / ouch!

第22回 折紙探偵団コンベンション 日記

一言で表すと:
参加者少なめのように感じられた。深刻な講師不足が発生してギリギリな状態で開催された谷間の回だった。自分の講習は失敗だった。レオンハルトくんは一般的に持ってるべきモラルやらなんやらがちょっと足りないところがあってマズイと思うので、もっと人間として様々な方面で成長してほしい(内輪的老害感)

スタッフとして:
どうせ英語が通じないと思ってしまうのか、何をすべきなのかわからず立ち尽くす海外参加者がいたので、スタッフからの働きかけが重要だった。海外の人は優先的に講習受付を済ませられるのだが、把握してない該当者が多かったように感じた。参加応募の時点で工夫してほしい。

0日目
東京都民ではなくなったので、飛行機で移動して夕方頃におりがみはうすに到着して準備を手伝った。18時くらいにやっと講習のタイムテーブルが完成して印刷に取り掛かっていたので講師不足はかなり深刻なようだった。講師の応募メールに返信できなかったのもお察しである。

準備が終わって、ゲストの到着を待つとのことだったので山口さんにいじられたりしてたのだがいつまで経っても来ないのでnhさん&ほんしょいと共にやよい軒で夕食。Twitterを離れていたnhさんに近況を教えたりYOCS再開の検討をしたりしてた。Twitter上の何人かで集まって紙屋に行く企画があって、レオンハルト氏が「行きたいけどスタッフの仕事をすることにしてたから残念無念」的なことを言ってましたよと伝えたらnhさんの面倒見の良さが発動して電話で業務連絡。その結果ちょろっとゴタゴタしたのだがここには書かない。レオンハルト氏はもっと数学と折り紙以外にやるべきことがある感。

1日目
例年同様に設営した。東洋大側の都合で2階に展示などを置くことになるのは事前にわかってたらしいが、その対応がちょっとアドホックなところがあった。大学生のおかげで仕事が楽になったのは感謝の極み。
会場が整ったのでさっさと自分の野良展示を置く。モミジを使った芸術気取りの表現を小学生の工作レベルの実装でやることで、折り紙は子供の遊びじゃないぜ論争に喧嘩を売ってみたつもりだった。モミジを何回か折り直しておこうと思ったついでに遊んだだけだけどな。パピヨンを撮り忘れた。


招待者講演はロベルト・モラッシーさんとミシェル・ファンさん。前者はイタリアの団体のこととかで、後者は自身の創作スタイルの変化などを作品紹介を交えて。ミシェル・ファンのバットマンとかの厚みやばい。z軸方向にアコーディオンみたくビヨンビヨン伸ばしたりして遊べそうだった。
昨年同様にTwitterコミュニティの会食が設けられて、大学生達はワイワイやってて楽しそうだった。おじさん達はYOCSどうすんべっていう話をしてたらお時間が来てしまったよ。会食の意味とは…
あ、今回利用した金魚坂というお店はオススメです。食事に喫茶もつくんですが、個人的に一番好みだったのは冷たい中国茶で、金木犀とかで香り付けがしてあってすごく美味しかったです。
東大の近くにある更新館という名前の久しく更新されてないだろう古い宿で雑魚寝。持ち込んだ地酒を空けながら、最近の創作勢の動向に対する考察やらレオンハルトの作品に対するツッコミやらで夜を明かす。最早ほとんど覚えてない。

2日目
早く目が覚めてしまい、松田さんも同様だったのでモミジを折ってもらった。「1時間ずっと文句を言いながら線を付けるんやけど、畳んだ時に一度だけ、あっすごいってなる」という評をいただいた。少しだけ松田さんを15度系に引き込めたのだった。

講習受付部屋のヘルプをし、フリーな時間を無碍に浪費した後に昼食。何人かで混み混みのやよい軒に行ったら食べ終わった雰囲気の大学生御一行様(スタッフTを着たレオンハルト含む)がいて、こっちが食べ終わってもまだいたので声をかけた。

「食べ終わったらさっさと出ろよ。入口で他のお客さんが待ってるだろ」

圧 倒 的 な 山 口 真 的 発 言

染まってしまったのだろうか…。

昼だったか朝だったか、まあとにかく街中を歩きながらTPOを弁えない(ピーッ)で(ピーッ)な会話を平然と始めるのやめてくださいね、レオンハルトくん。

ラストの2コマでモミジの展開図折り講習の講師をした。モミジはTwitterでのアンケートの結果でやることになったのだが、全くもって講習向きではないので星5をつけて、15度がわからん人は来るなというコメントを作例展示に添えて脅しまくった。完成したのは12人中4,5人程度で惨劇は免れた。といっても開始早々に1人退室したのだが。更に、こんなに脅しても母親同伴で小学生の男の子が来てしまっていた。「難しそうだけどできる?」とか猫可愛がりな確認だけで決めたのだろうか。案の定、30度の折り出しもできてなかったのでやり方を教えて練習してもらってた。そんなわけでリタイアは計2名。
50分で折った男子高校生(中学生?)がいたのをnhさんに言ったら興味を持ったんだけど、名前をチェックし損ねてたので引き合せられなかった。そんなスーパー少年はみねおくらいしか思いつかんが、あれはみねおではなかった。よね?
特定班早く。

懇親会はまぁいつも通りな感じ。ビンゴではリーチから抜けられなかった。ミキティが山口さんに持ってきた大吟醸をほんしょいが飲んでて、味見させてもらったらかなり美味かった。んだけど、絶妙な鬼畜具合が評判になってしまったモミジの講習資料を配布してる間に空になってた。嗚呼無情。久保君がモミジをマッハで畳んでた。

宿では松田さんと15度検討会しながらレオンハルトとたけたけのTPOガン無視延長戦を流し聞きしてた。んなもん聞きたくないわい。なんか話が全く建設的でなくて、レオンハルトが何をどうしたいのかわからないあまり私は「生産性がない」というコメントを与えたのだった。松田さん曰く「たけたけ君が時々すごく言葉を選んでて、彼は困っとったなぁと思う」

3日目
午後にツバメの講習をした。去年マンタを10分オーバーで完遂できた経験を過信して星2の客層を見誤った(オーバーした時点でダメなんだが)。
今回は母親同伴の男の子とかお年を召した方々とか最近興味を持ったっぽい若奥様とかがいてね。紙の角を辺の垂直二等分線上に持っていって30度を折り出すという最初の操作でしどろもどろになってて爆死確定。下折りしてからの変則的畳みやopen sink、翼を出すためのアクロバティックな操作と玄人好みの工程満載の作品で、折り図は短くてもお星様は3つ以上でしたね。
翼を横に出すところでタイムアップ。マッハで仕上げ工程を見せて20回コンベンション折図集を宣伝しまくって終わった。
男の子泣いちゃった(´・_・`)
くやしいよね。わかるよ(´・_・`)
そんな失敗の反省会を全体会場でやってた。ほんしょいの名言「沈め折りがあったら星3ですよ」

ふらっと現れた神谷さんからの一言「Inkscapeで折り図を描くときはマスクじゃなくてクリップを使ってください。編集が大変なので」
あ、はい。すみません。
なんかクリップだと縮小図を描き直さなきゃないとか言ってた人がいた気がして、じゃあマスクなのかなって。いや、クリップでも解除すれば描き直し不要だよなぁとは思ってたんですよ。あと、グループ化を上手く使ってほしいって言ってた。「グループ化しない人がいるんだよねぇ。ファイルサイズが物凄く大きくなったりして不便」って。
Inkscapeは非推奨だけど一定数送られてくるので、形式変更の負担を減らしたいとのこと。みなさんInkscapeで描いたらPDFも送ってね。PDFをイラレに取り込むと比較的楽なのだそうだ。

自分の講習が失敗しかしてなくてやさぐれていたため閉会式は印象に残ってない。コンテストに投票すると抽選でマガジン購読権が当たるなんて聞いてないよドラえもん。僕は開会式の間は作品の監視をしていたよ。知ってたら投票したよ(基本スタンスがダメ人間)。

片付けを手伝って、スタッフT着た人は白山ピザ貸切パーリィ!と思ったら私は幹部飲みに組み込まれて白山酒場に行くことになった。ナイスな肉料理を食べられたので良いことにする。二次会はそのままのメンツで庄や。ジェイソンにモミジをやらせたらあまり順調にいかなかったらしく、「オモシロイデス。チョットずつヤリマス」と言った。
宿でのアレコレを知りたいnhさんのために、私が泊まるホテルのある巣鴨で松田さんと計3人で3次会。内容がアレなので個室がよいという私の主張が採用され、全く歌わないのにカラオケボックスに入って2時間ひたすらだべった。
帰るべくフロントに向かうとそこには部屋待ち中のキョッピーetcチームが‼︎あんなさんにツンツンされマンタ。いやー、あそこで会うとはね。奇跡でしたわ。taigaは自制を覚えてください。「日付が変われば振り込みされるからお金はなんとかなります」とか言ってて、彼の将来が不安。

2016年6月26日 / ouch!

思想は深く、視野は広く、いつでもニュートラルに

「自身で創作したものこそが至高であり、折図などを見て折ったレプリカなんぞクソ以下」という言説があるらしい。これはいくつかの事象を混同しているし、甚だ視野が狭く感受性の低い残念な人間性を露呈している(某アメリカ大統領候補のように)。

1. 何を混同しているのか?

創作の作品が凄いのではなく、創作した本人が能力を駆使して自身の力だけでフルスクラッチでアウトプットしたことが凄いのである。つまり「創作できること」が凄い。

作品を展示した時、鑑賞者はその外観だけで評価する。たとえ創作作品の側に非創作のものが置いてあっても「折り紙」は皆等しく「折り紙」であり、鑑賞者は殆ど区別しない。見たものが凄いか凄くないかだけである。

作者はその覚悟をした上で展示しなければならない。自身の創作でないなら、創作者に敬意を表して創作者の名前を明示して展示しなければならない(創作できる人は凄いのだから)。

タイトルを教えられた上で鑑賞してもなんだか上手く表現されてないように感じられる創作作品を見せられた時、あなたはその作品(≠創作者)を「創作だから」という理由で賞賛するだろうか?「あなたの頑張りは素晴らしいが、ここをもうちょっと…」などと言いたくなるのではないか?(というか、私が見せた時は言って欲しい)

2. 人間性に関する一考察

冒頭ではわざと強い論調で言ってみたが、簡単に言えば「なんだか優しくないなぁ」ということである。ダイバーシティがないっていうのかな。英語には put yourself in the other’s shoes という言い回しがある。

タイムワープして、本を見ながら折って完成できた達成感に浸っている瞬間の昔の自分に向かって冒頭のセリフを言い放ったとしたら?

折ることを楽しんでいたのにそんなことを言われた過去のあなたは、果たしてまた紙を手に取るだろうか?父ちゃん母ちゃんにこんなことを言われたらしばらくは塞ぎ込みそうだぞ。

イエス=オリストは言った。「創作者である神谷氏以上にエンシェントドラゴンをカッコよく折れる者だけが、創作でないエンシェントドラゴンを貶しなさい」

私はエンシェントドラゴンを一回折っただけで、しかも綺麗に折れませんでした。チャンチャン♪

2016年5月25日 / ouch!

Inkscape + pdftk で折り図PDFを生成しよう!

しがない貧乏創作家は折り図をInkscapeという無料ソフトで描きます。このソフトで作成したSVGファイルはデファクトスタンダードであるIllustratorと互換性がないらしく、某所に提出すると嫌がられますがそれは置いといて。

InkscapeのSVGは1ファイル1ページに限定されていてまぁとにかく不便。PDFファイルを要求されると各ファイルを変換してpdftk等のツールでくっつける必要があるのです。
長い折り図になるとGUIを通して変換・結合はかったるいです。かったるかったんです。

はい、そこでどーん。 https://sourceforge.net/projects/svg2pdf-bat/files/

作りました。

  1. Inkscapeとpdftkを普通にインストールします。
  2. 所定の形式でフォルダとファイルを用意します。テンプレートとしてsvg_sample.zipを置きました。
  3. このバッチにドラッグ&ドロップすると全部やってくれます。

詳細は英語を読め。時代はグローバルだ(丸投げ)。

2016年2月21日 / ouch!

パピヨン ver.2

以前のは首のあたりとかがやっつけだったので再構成した。結局22.5度系に収まった。

   
 
顔の白い部分を広くするために、かなり怪しい仕上げの折りをしている。顔だけは前とほとんど同じでツルの基本形。キツネの流れを汲んでなのかわからないけどヒダ脊椎腹割れタイプ。慣れると便利。

もっと尾がフサフサした感じに手入れされた個体が画像検索では多かった。そっちに寄せた版も考えたのだけど、構造的に畳めるのかよくわからない箇所があったのと後脚の形状とかフチの見え方が面白くない感じがしたからやめた。比率はフサフサ版の方が単純で捨てがたい。ちょっとした外観的なマイナス部分と、比率が変になって折りにくくなるのとどっちを取るかは考えどころ。折り図を描くことになったら単純なほうを選びそう。

創る時は意識してなかったけど、シルエットに表れるカドの角度がすべて22.5度より大きくなっている。与える印象に影響するのだろうか?

とりあえず、かわいいは正義。

2015年12月17日 / ouch!

「評価する」を(コンピュータ屋さん的に)科学する

「折り紙作品を評価する」という表現は言葉としては自然だけど、実はとても曖昧だ。まず「評価する」という行為を定義しなくてはならない。ここでは「なんらかの基準で0以上1以下の実数に落とし込む(評価関数fに折り紙作品Xを入力すると一次元の実数が得られ、その値が1に近いほど良い)」という工学的な見方をしたい。
その際に問題となることは大きく分けて2つある。

  1. 折り紙作品Xの数値化(特徴選択)
  2. 評価関数fの決定

コンピュータ屋さん的には、折り紙作品を数値(端的に言えば多次元実数ベクトル)で表さないと計算できないので特徴選択は必然である。情報認識学だと「与えられたものの種類を見分ける」というゴールがあるので、その性能が良くなるように特徴を選んでいけば良い(個人を識別するなら体重や身長よりも顔画像や指紋を用いたほうが良さそうであるように)。

これが折り紙の話になると、何を特徴空間の軸とするのかは最早哲学の域に達する。「折り紙作品を評価する」という行為には今のところゴールが設定されていないし、作品から直接的に得られる数値なんて寸法とか紙の使用効率とかしかないからだ(ここでは科学として話を進めているので、人間の主観はなるべく排除したい)。

評価関数fも、考えるべきことはいろいろある。単純なのはノルムを使う方法だが、全く独立した特徴を使用した時にそれらをないまぜにしてしまっていいのだろうか?

もし「折り紙を折り紙たらしめる要素」と「芸術としての美」が特徴として用いられた場合(どうやってその数値を得るのかはさておき)、それらを一緒くたにして一次元の数値に落とし込むことは有意義なのだろうか。作品を発表すべきかどうかの指標くらいにしかならないのではないか。この2つの特徴(というか方向性)は独立なものとして分けて考えるべきだとした場合、分けたら分けたで今度は「その2つの数値を使ってあなたは何がしたいんですか?」という問いが生まれるはずだ。

こういったことは人々のロマンを駆り立てるのか定性的観点でよく語られているようだけど、すべての根源たる「折り紙」の定義が曖昧すぎるせいで話が発散しがちだ(あなたは、折り紙とペーパークラフトの違いを明確に説明した通説を見たことがあるだろうか?少なくとも私はない)。曖昧さのせいで仮定が偽になってしまっては議論にならない。とはいえ、芸術界隈の物事を厳密化するとつまらなくなるだけだろうとも想像できる。

そうなると最後に残るのは各々のポリシーだけで、それが他人に受け入れられない可能性があることを認める覚悟があるかどうかに帰着すると思う(あなたが創作者であるならば)。鑑賞する立場でも、受け取った情報に対して自分なりの解釈を行うのが「鑑賞」だから、とにかく自由にしてよいはずだ。

身も蓋もない結論:

  • 問題設定が正しくなかった。
  • 細けぇこたぁいいんだよ!自分にとって凄いか凄くないかだ!関数fは君の心の中にある!(ただし、他人の主張を頭ごなしに否定してはいけない)
2015年11月15日 / ouch!

キツネ

 
かなーり昔、大学生の頃に一度トライしている題材。当時は実力もないのに15度でやって折りゴミ状態(やらないと力がつかないのでムダとは思わないが)。結局22.5度に収まった。そしてそのベースはやはり昔に挑戦した日本犬。まぁイヌ科だし。

構造はいわゆるヒダ脊椎だと思うのだが、胸のボリュームを出すべくかなり太いヒダを入れている。もはやヒダ胴体である。脊椎っていうレベルじゃねえぞ。尻のあたりは手抜きで厚みがすごい。直角二等辺三角形分子やナイフ分子を主体としつつも、微妙に崩したり頂点毎に折り線の出方を吟味して都合をつけてあるあたりはモミジでもやった方法である。と、展開図を出さないで語るのだった。

長年の執念が籠っているのか、Flickrではやたら評判が良くて、誘われるままに折り紙以外のグループに投稿したらまさかの100fav超えを果たした。奇跡。

なお、少なくとも日本には足先が白いキツネはいない模様。白ではなく黒になる。